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決闘しながら弾幕をよける程度の能力で満足するしかねぇ。
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どうでもええこと注意。



政治のおベンキョすすめてるんですが。
そのところどころでぶち当たる問題にもんもんです。

最近は、人権ありきの国家なのか、国家ありきの人権なのか…
とかニワトリとタマゴみたいな途方もない(というか、ろくでもない)問題をもんもん。
でもこのもんもんが政治学の萌えどころす。

近頃話題の社保庁年金問題とかー。
与野党(党首)はろくでもないなすりつけ合いしてたり。
本当に話し合うべきはそこじゃヌェエだろがよ…っ!とか。
「支配の正統性」なんて萌えな言葉が政治学にはありますけども。
この年金問題はつまるところ、国家の、その国民との契約不履行なわけで。
民主主義とは結局、革命の制度化なのであって。
だからそんな支配の正統性を主張できるはずもない政府、
それを根こそぎ変えてしまえる権利を、国民は社会契約によって持ってるはずで。
でもハタチになればあたりまえにもらえるそれがどんなに貴重なものなのかとか、
それはもともと何だったのかとか、忘れてしまっている人が多くて。
早く選挙権がほしいですお。


てか。
なんで義務教育の間に、国民国家の根本概念を形作る社会契約を
適当にしか教えないのかとか激しく疑問。
「自然状態」の説明は一番わかりやすいホッブズでいいから教えるべきでしょ。
じゃなきゃ国民が何で自分に選挙権が与えられるか分からないまま、
権利を行使して国の政治を運営することになるし。
選挙は単なる多数決じゃないし。

こういう問題とかみてると。
現代の日本とか米とかのようなマス状態の社会で、民主主義を貫いていくって
本当に難しい事だと思う。
ほんとうに素晴らしくて面倒くさいシステムだけど、それが形成されていった
歴史は切なすぎて涙が出るぜ。

とはいえ近代的な国家体制をいいかげん組み替える時期に来てるはず。
福田先生の仰るように現実的な契機と原理的な契機によって人間は
政治とかいう摩訶不思議な現象を自覚化したのが近代化なら、
その自覚を忘れはて、根本的な生存の問題と切り離された現代の生活は
かつてのロックやルソーが言った意味での「理性」がなくなってて。

とかとかとか。
人類の近代化を思うと、そのすばらしさと、成し遂げた人の偉大さに
身が震えながら、一方で深い絶望に苛まれます。
「リヴァイアサン」というのはまことに言い得て妙だとしみじみ思う。
人間はそれをまだまだ飼い慣らせないまま生きてる。
でもその絶望に、一瞬だけなんかピコって光った気がするので、
その残像を頼りに自分なりの理論を完成させてこうと思います…途方もないけど。


かつてのローマの無産市民のように
「パンと見せ物」があれば満足してしまうせかいはいやだあああ。
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