決闘しながら弾幕をよける程度の能力で満足するしかねぇ。
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近年、弟の声変わりがすすみまして、ますます子安化してます。
前は子安のモノマネが似てるって程度だったんですが、
最近は普通の話し声も子安化。
斎王が我が家に(うわ
話題の映画「ブレイブ・ストーリー」。
登場人物見たら、なんかムシキングみたいですね。
主人公は最初情けない感じでポポみたいだし、
サブキャラのミツルという少年はパッと見ソーマだし。
ちょっと興味ありますv
ところで「ブレイブ」といえば、ハックスリーの『すばらしい新世界』
(BRAVE NEW WORLD)を思い出して、これもアイロニカルに
題名つけたんかなとか最初は思ったりしてんけど、違った。
『すばらしい新世界』のことは今まで書こうと思ってたけどいつも
忘れ続けてきたので今書きます。
とにかくスゴイです、この小説。
「個」とは、「自由」とは、「幸福」とは何であるか。
「人間の尊厳」とは何であるか!という命題をつきつけられて、
もう読み終わったときの感想と言えば
「私はどうすればいい…!?」って感じでして、
混乱というかなんというか、どうしようもない問いに
ただひたすら、ぼう然としてました。
遺伝子レベルで階級づけられた人々が暮らす、すばらしい新世界には
戦争も絶望も悲しみも、嫌なことは何一つ無く、
みんな睡眠時教育によって条件付けされているため、
その社会では想定外のことなど起き得ない。
一人残らず誰もが幸福な世界。
まさにユートピア!!!
だけどこんな幸福な世界に感じるのは、本能的な危機感です。
何故かとても恐い。
ユートピアはディストピアだった。
物語は最初、新世界の説明文ばかりでちょっとキツイんですが、
バーナードという青年が出てきた辺りから話が回り始め、
ジョンという野蛮人(サヴェジ)が出てきて急展開。
いっきに面白くなります。
そして最後らへんでムスタファ・モンドという新世界の総統と、
野蛮人ジョンが対話をするんですが、これこそこの小説の大山。
命題の応酬で涙が出ます。
どちらの言っていることも正しく思えるが、モンドの言うことのほうが
論理的かつ説得力がある。
しかし本能はジョンを応援している。
「個」とは、「自由」とは、「幸福」とは、「人間である」とは
どういうことか…エンドレス。
これが第二次大戦前に書かれた小説とは思えません。
ほんとうにリアルで、私達の生きる現代は
まさに「すばらしい新世界」に向かって動いている。
ほんと…どうしよう。
ところでユートピアと言えば、イギリス産業革命期でしたか、
トマス・モアが強行されたエンクロージャーを批判して書いた
「ユートピア」もつまりはこういう「誰もが幸せ」っていう世界の
お話しですが、あれは『すばらしい新世界』と違って、
「すばらしい世界とはこういう世界である!」って提示した
作品なんですよね。
モアは本気でああいう世界が幸せの世界だと信じてユートピアを書いた。
それを考えると何とも言えない気分になりますね。
前は子安のモノマネが似てるって程度だったんですが、
最近は普通の話し声も子安化。
斎王が我が家に(うわ
話題の映画「ブレイブ・ストーリー」。
登場人物見たら、なんかムシキングみたいですね。
主人公は最初情けない感じでポポみたいだし、
サブキャラのミツルという少年はパッと見ソーマだし。
ちょっと興味ありますv
ところで「ブレイブ」といえば、ハックスリーの『すばらしい新世界』
(BRAVE NEW WORLD)を思い出して、これもアイロニカルに
題名つけたんかなとか最初は思ったりしてんけど、違った。
『すばらしい新世界』のことは今まで書こうと思ってたけどいつも
忘れ続けてきたので今書きます。
とにかくスゴイです、この小説。
「個」とは、「自由」とは、「幸福」とは何であるか。
「人間の尊厳」とは何であるか!という命題をつきつけられて、
もう読み終わったときの感想と言えば
「私はどうすればいい…!?」って感じでして、
混乱というかなんというか、どうしようもない問いに
ただひたすら、ぼう然としてました。
遺伝子レベルで階級づけられた人々が暮らす、すばらしい新世界には
戦争も絶望も悲しみも、嫌なことは何一つ無く、
みんな睡眠時教育によって条件付けされているため、
その社会では想定外のことなど起き得ない。
一人残らず誰もが幸福な世界。
まさにユートピア!!!
だけどこんな幸福な世界に感じるのは、本能的な危機感です。
何故かとても恐い。
ユートピアはディストピアだった。
物語は最初、新世界の説明文ばかりでちょっとキツイんですが、
バーナードという青年が出てきた辺りから話が回り始め、
ジョンという野蛮人(サヴェジ)が出てきて急展開。
いっきに面白くなります。
そして最後らへんでムスタファ・モンドという新世界の総統と、
野蛮人ジョンが対話をするんですが、これこそこの小説の大山。
命題の応酬で涙が出ます。
どちらの言っていることも正しく思えるが、モンドの言うことのほうが
論理的かつ説得力がある。
しかし本能はジョンを応援している。
「個」とは、「自由」とは、「幸福」とは、「人間である」とは
どういうことか…エンドレス。
これが第二次大戦前に書かれた小説とは思えません。
ほんとうにリアルで、私達の生きる現代は
まさに「すばらしい新世界」に向かって動いている。
ほんと…どうしよう。
ところでユートピアと言えば、イギリス産業革命期でしたか、
トマス・モアが強行されたエンクロージャーを批判して書いた
「ユートピア」もつまりはこういう「誰もが幸せ」っていう世界の
お話しですが、あれは『すばらしい新世界』と違って、
「すばらしい世界とはこういう世界である!」って提示した
作品なんですよね。
モアは本気でああいう世界が幸せの世界だと信じてユートピアを書いた。
それを考えると何とも言えない気分になりますね。
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